こんな人に(こんな所が)オススメ!
必殺技とかじゃないんです。姿勢と立ち回りに惹かれるんです。
同じゴブリン相手でも、様々なシチュエーションを見せてくれます!
アニメを見てからラノベを読むと没入感が上がってより一層楽しめます!
あらすじ
「俺は世界を救わない。ゴブリンを殺すだけだ」
その辺境のギルドには、ゴブリン討伐だけで銀等級(序列三位)にまで上り詰めた稀有な存在がいるという……。
冒険者になって、はじめて組んだパーティがピンチとなった女神官。それを助けた者こそ、ゴブリンスレイヤーと呼ばれる男だった。
彼は手段を選ばず、手間を惜しまずゴブリンだけを退治していく。そんな彼に振り回される女神官、感謝する受付嬢、彼を待つ幼馴染の牛飼娘。そんな中、彼の噂を聞き、森人(エルフ)の少女が依頼に現れた——。
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※あらすじ、書籍画像(ページ冒頭)はGA文庫公式サイトより引用
作品の魅力
数あるファンタジーの中でも、戦闘のシビアさに魅力を感じる作品。
世界観自体は他のファンタジーと同じ。
モンスターがいて冒険者がいて、勇者がいて魔法があって、エルフもドワーフもいて。
違うのは、より現実に近い環境。
長い剣は洞窟の中では使えないし、全身を守ってないと毒を受けてすぐに死ぬ。
ゴブリン数匹が相手でも、平地で1人で戦えば負けるかもしれない。
そんなシビアな設定が戦闘シーンを緻密にし、読んでいて惹きこまれる内容にしている。
主人公・ゴブリンスレイヤーは魔法も使えないただの人間族。敵はだいたいゴブリン。
戦闘の大半はゴブリンを相手にしているのに、シチュエーションが豊富なため飽きることがない。
砂漠や雪山、船上や凍った湖の上など、様々な状況下で工夫を凝らしながらゴブリンを刈りまくる。
おまけ(?)でゴブリン以外の敵もいたりするけど。
ファンタジーの作品はどうしても主人公がどんどん強くなっていくものが多いから、戦闘力のインフレが起きて何でもありになってしまいがちだが、この作品はどちらかというと「何でも使う」。
敵を倒すための工夫に心を躍らさられます。
アニメも映画も出ているのでぜひそちらからでも見てみてほしいです!