はじめに
今年も『このライトノベルがすごい!』の時期がやってきました!
今、本当に面白いライトノベルを知るためのライトノベルガイド。
毎年、過去1年にわたって発売されたラノベ作品を対象として、「好きな作品」、「好きな女性キャラクター」、「好きな男性キャラクター」、「好きなイラストレーター」を答えるアンケートが実施され、その結果がランキングとして掲載される。
僕もこのアンケートに「このラノ2024 協力者」として回答するのですが、良い作品・イラストが多くて絞るのが大変で、、、!
実際の投票は
・好きな作品:BEST5
・好きな女性キャラクター:BEST3
・好きな男性キャラクター:BEST3
・好きなイラストレーター:BEST3
を選ぶ形で行われるわけですが、一概に順位づけできない作品の良さってありますよね。
という訳で、自分で勝手に作品をカテゴライズして、各カテゴリーで1番〇〇な作品/キャラ/イラストという形で紹介してみたいと思います!
このイラストレーターがすごい!
本記事で紹介するのは「イラストレーター」!
ラノベをラノべたらしめているのはイラストであるといっても過言ではないはず。
イラストレーターさんにも色んな方がいて、それぞれ描くキャラクターの雰囲気も異なってきます。
どういう軸で評価するか悩みましたが、今回は「この分野ならこの人!」といったように、「一番〇〇なイラスト」といった観点で紹介することにしました。
お気に入りのイラストレーターさんを見つけたら、その人が担当している作品を読み漁っていくのもアリかも?
それでは紹介していきます!
キレイ部門:日向あずり
代表作:クラスで2番目に可愛い女の子と友だちになった
今まで読んできたラノベの中で、一番イラストが「キレイだな」と思ったのがこの作品。
色鮮やかで、キャラデザインも可愛くて、そして何より目がいい!
キラキラしてて、透き通ってて、でも不自然じゃない。キレイな目に視線を釘付けにされてしまいます!
全体的に明るい印象を抱くデザインなので、王道系のラブコメやファンタジー作品のイラストに向いている感じがします。
なお、日向あずりさんが担当している他のラノベ作品としては、「理系彼女と文系彼氏、先に告った方が負け」や「30ページでループする。そして君を死の運命から救う。」等があります。
※画像:スニーカー文庫(ザ・スニーカーWEB)より引用
妖しさ部門:Re岳
代表作:わたし、二番目の彼女でいいから。
描かれるキャラクターから、そこはかとない妖しさを感じさせるのがRe岳さん。
色気と言い換えてしまってもいい。
ややトーンを落として描かれた目が特徴的で、キレイさと可愛さを持ちながらも、いい意味で暗さを兼ね備えているので、ドロドロの恋愛ものやダークファンタジー系の、ちょっと大人な作品に向いてそうです。
他の担当作品には「かまって新卒ちゃんが毎回誘ってくる ねえ先輩、仕事も恋も教育してもらっていいですか?」「この恋は元カノの提供でお送りします。」があります。
「わたし、二番目の彼女でいいから。」に関しては、別の記事で詳しく作品紹介していますので、まだ読んだことがない人は是非チェックしてみてください。

※画像:スニーカー文庫(ザ・スニーカーWEB)より引用
迫力部門:トモセシュンサク
代表作:ようこそ実力至上主義の教室へ
このラノ殿堂入り作品でもある「よう実」のイラストを担当しているトモセシュンサクさん。
超人気作であるため既刊だけでも25巻ほどあり、様々なキャラクターが登場するが、そのどれもが魅力的に描かれている。
女は可愛く、男はかっこよく。それでいて個々のキャラクターの特徴を捉えた雰囲気や迫力のようなものが伝わってきます。
おそらくどんなジャンルの作品を担当してもいけるんじゃないかと(笑)
歴代イラストレーター部門3年連続1位の実績も納得。
過去の担当作品には「小悪魔ティ-リと救世主!?」や「司書とハサミと短い鉛筆」があります。

※画像:MF文庫Jオフィシャルサイトより引用
はかなさ部門:raemz
代表作:千歳くんはラムネ瓶のなか
このラノ殿堂入り作品「チラムネ」のイラストを担当しているraemzさん。
例に漏れず可愛く魅力的な女性キャラクターを描くが、その雰囲気にどこか儚さをまとっているのが特徴的。
他の担当作には「レプリカだって、恋をする。」や「透明な夜に駆ける君と、目に見えない恋をした」があるが、両方とも切なさを感じさせるストーリーの恋愛作品で、ramezさんの描くキャラデザインと見事にマッチしています。
「ラブコメ」というよりかは、「切なさ」「もどかしさ」にフォーカスした「恋愛」作品に向いているという印象です。
※画像:千歳くんはラムネ瓶のなか特設サイト|ガガガ文庫|小学館より引用
ほんわか部門:Hiten
代表作:義妹生活
言葉が合ってるか分かりませんが、「淡さ」の使いこなしがピカイチだなと思うのがHitenさん。
瞳のトーンを比較的抑えめにしたキャラクターからは、他の作品にはない温かみのようなものが、、、
そんな落ち着いた雰囲気の、ほんわかしたイラストは、「日常」や「スローライフ」系の作品が合うのかなと思っています!
「義妹生活」以外の担当作としては「あした、裸足でこい。」や「三角の距離は限りないゼロ」があります。
「義妹生活」に関しては、別の記事で詳しく作品紹介していますので、まだ読んだことがない人は是非チェックしてみてください。

※画像:MF文庫J『義妹生活』特設サイトより引用
かわいい部門:孟達
代表作:乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です
個人的な感想ではありますが、ラノベ作品のお手本のようなイラストだなと思っているのが孟達さん。
女性キャラだけでなく男性キャラもどことなく「可愛さ」があり、明るめの作品であればどのジャンルにでも合いそうな万能さは、まさにイラスト界の「王道」。
もし自分がキャラクターデザインの勉強を始めるってなったら孟達さんのイラストを教科書にする気がします(笑)
孟達さんの他の担当作品には「天下無双の嫁軍団とはじめる、ゆるゆる領主ライフ 異世界で竜帝の力拾いました」があります。
「モブせか」に関しても、別記事で詳しく作品紹介しています。

※画像:GCノベルズより引用
おわりに
いかがでしたでしょうか?
本記事ではイラストの特徴を要素で分けて、各要素で「これを追求したいならこの人だ!」と思える1番のイラストレーターさんを紹介しました。
総合力的な観点で言ったら他にも色んなイラストレーターさんがいるんですけど、キリがないので、、、(笑)
この中から3人を選んで順位付けするのですら、悩ましくてなかなか決められません(/ω\)
今回はイラストレータさんを対象にしましたが、近日中に「キャラクター」や「作品」についての記事も書きますので、アップされたら是非見ていってください!