作品紹介
・主人公は剣聖、、、でもゾンビ!?魔女に呪われた主人公。
・ヒロインは呪いの魔女の末裔。仲間になるまでの背景に注目!
・ヒロインと主人公の主従関係。騎士道っていいよね。
あらすじ(書籍版 第1巻)
呪われし力で呪いを殺す異形と異端の最強聖者!! 不死者に堕ちた最強騎士が不死者狩りの学院で無双する!!「なんでもやるさ。俺はもう、お姫さんの聖騎士だからな」
魔女の呪いによって、不死の怪物となってしまった騎士の青年アル。 三百年後の世界で、魔女の末裔の少女アストランティアと出会った彼は、全ての呪いを殲滅すべく、彼女の騎士になることを誓った。
アストランティアの願いにより、彼は呪いと戦う“聖者”を育成する学院へ入学し、正体を隠して生きることになる。しかし、三百年磨き続けた実力は隠しきれるものではなく、入試でトップクラスの聖者を圧倒してしまい……!?
異形の騎士と異端の聖女、最強タッグが紡ぐ学院無双ファンタジー!
※DREノベルズ公式サイトより引用
この作品について詳しく
世界観
ある日突然ゾンビパニックに見舞われた、剣と魔法の世界が舞台。 『とこしえの魔女』と呼ばれる存在が世界に呪いをばらまき、多くの人々を動く死者へと変貌させた。
ゾンビ化は他のゾンビに噛まれることで発症し、首を切り落とさない限り動きを止めない「不死性」と、不死になることが幸せで他の人間もこの呪いを”分かち合おう”とする「洗脳」が与えられる。 この洗脳の効果により、ゾンビ化は瞬く間に世界に広がっていった。
ゾンビの中には特殊な能力に目覚める個体がおり、その個体の精神に影響を受けた固有能力を発現させる。 この特殊個体は現在までに12体確認されており、「十二形骸」と呼ばれ、それぞれの個体の縄張りである都市・地域は「封印都市」に指定され、結界によって封鎖されている。
世界に呪いが蔓延して300年が経過し、ある程度ゾンビとの戦い方も確立されており、前衛として戦う「聖騎士」と後衛として聖騎士をサポートする「聖女」のツーマンセルで戦うのが基本とされている。 聖女と聖騎士を集めて育成するのが「学園」で、十二形骸すべての討伐と封印都市の開放を目指している。
主人公:アル
黒髪黒眼で、身長は平均よりちょっと低めの青年。
元は孤児だった所を聖騎士の男に拾われ、訓練を積み、同じように聖騎士となる。
国の騎士の中でもトップの実力を誇る「十二騎士」の候補に選出されるほどの実力だが、主に女好きからくる素行の悪さが原因で落選させられている。
呪いを受けゾンビになるも、他の個体とは違い自らの意思で「洗脳」に抗うことができている。
十二形骸のうちの一個体であり、能力で骨の剣を生み出して戦う。
「力は女性を守るためにある」との価値観を持ち、女性に対して優しく、表面上では男に厳しく当たる。
ヒロイン:アストランティア
白銀の髪に青い目を持つ14歳の少女。
呪いの元凶である「とこしえの魔女」の血縁の家系であり、世界を呪いから救うべく、「聖女」として十二形骸の討伐することを目指している。
十二形骸でありながら同じ不死者を討伐しているアルのもとを訪れ、聖女と聖騎士としてパートナー関係を結ぶ。
純真潔白な性格で、アルの手癖の悪さを頻繁に窘めてはいるが、自身に忠誠を捧げてくれるその姿に全幅の信頼を寄せている。
お気に入りの場面:ゾンビを狩り続けて300年、、、!
主人公のアルが、ゾンビとなりながらも洗脳に抗い、義理の母親や弟を救うべく街中のゾンビと対面する場面。
アルを本物の兄のように慕っている義弟の、兄を置いていく無念。
これまで受けた恩を家族に返すべく、そして元凶に落とし前をつけさせるべく、1人でゾンビを殲滅させるというアルの決意。
そこから300年かけて、周辺のゾンビを狩りつくしたアルの意思の強さに震えます、、、!
新刊・関連情報
新刊
第1巻が2023/10/10に発売 https://drecom-media.jp/drenovels/series/kotsugai