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ファンタジー

魔女と傭兵【作品紹介/新刊情報】

※画像はGCノベルズ公式サイトより引用

作品紹介

魔女に雇われる最強の傭兵。魔女は安らぎを、傭兵は金を。願いを抱き未知なる大陸へ!!
この作品はこんな所がオススメ!
①魔法は使えない、、、けど超強い。ハードボイルドな主人公にシビれる!
②相棒はアブない性格の魔女!? 個性的なコンビが魅力的。
小説家になろうのジャンル別年間ランキング(ハイファンタジー)1位!

あらすじ(1巻)

魔女――。
魔術や魔獣が失われた大陸で、唯一超常の力を振るう魔女は人々から恐怖の象徴として恐れられていた。

傭兵のジグは国が立ち上げた魔女討伐隊に参戦し、部隊が全滅する中ただ一人生き残り、魔女を追い詰めることに成功する。

しかし、討伐隊に同行した報奨金を支払うべき依頼主が死んだ今、もはや命をとる意味がないと、その刃をおろすジグ。
道理に合わない行動に戸惑う魔女――シアーシャ。だが、その不思議な感覚に、自分の思いを傭兵に吐露し願った。

「私を、誰にも追われない場所まで連れて行ってください」

ジグは、高い依頼料を条件にその吐き出された願いを承諾しつつも、そんな場所はこの大陸にはないと非情な現実を伝える。

かくして2人はまだ誰も知らない未知なる大陸へ向かうことになった。
そこに魔術も魔獣も溢れる世界が広がっていることも知らずに……。

GCノベルズ公式サイトより引用

この作品について詳しく

世界観

戦争が多く傭兵業が盛んな「現大陸」と、魔獣が蔓延る「異大陸」。
現大陸と異大陸の間には「魔海」と呼ばる海があり、危険な魔獣が生息していて領域に入った船を悉く襲う為、長い間2大陸間での人の移動はなく、異なる文化を形成していった。

現大陸では魔獣や魔術は失われ、代わりに屈強な肉体を持った戦士や傭兵たちが戦争に明け暮れている。
唯一「魔女」と呼ばれる存在のみが体内に魔力を宿しており、その頂上的な力から恐怖の対象として恐れられている。

一方、異大陸では、人間を含めて様々な生物が魔力を持っており、大陸のあちこちに魔獣が跋扈している。
魔獣を駆除して資源を持ち帰ることを生業とする者たちの事を「冒険者」と呼び、冒険者とそれらを管理する「ギルド」によって街や村の平穏が保たれている。

異大陸の人間は、普段から無意識化に魔力で肉体を補助して生活しているため、素の肉体の能力が現大陸の人間より劣る傾向がある。

主人公:ジグ=クレイン

現大陸出身の凄腕の傭兵。
小さなころから傭兵団に所属し、多くの戦場を生き残ってきた猛者。
屈強な肉体、傭兵としての経験、相刃剣と呼ばれる獲物を駆使して戦う。

魔法が使えないながら、魔力の「匂い」のようなものを感じ取ることができ、魔法が当たり前のように使われる異大陸でも、高ランクの冒険者に引けをとらない実力を発揮する。

根っからの「傭兵」なため、基本的に依頼と報酬があれば何でもするが、依頼中はどんなに困難な状況に陥っても裏切らない忠実さを持っている。

※キャラクター画像は『魔女と傭兵』特設サイトより引用

ヒロイン:シアーシャ

現大陸にて古より恐れられてきた「魔女」。
たびたび人間から命を狙われ、そのたびに撃退してきたが、ジグに敗れたことをきっかけに彼を傭兵として雇い、誰にも追われないよう異大陸へと渡る。

土の魔術を得意とし、地形を変化させたり岩の槍を作り出したりして戦う。
異大陸の人間と比べて遥かに大きな魔力量を持ち、魔術を尽きることなく浴びせられるため、後衛としての能力は極めて高い。

表面上の物腰は柔らかいが、「魔女」と「人間」は別種の生物であり、いわゆる人間的な倫理観は持っておらず、ときおり暴走しそうになるのをジグに窘められる。

※キャラクター画像は『魔女と傭兵』特設サイトより引用

ストーリー&感想

「誰にも追われずに生きる」というシアーシャの願いを叶えるために、異大陸へと渡るジグとシアーシャ。
”今まで誰も帰ってきた者がいない”というその大陸に足を踏み入れると、そのには様々な「魔物」と魔力を用いて生活する「人間」が。

魔力を持っていることが一般的なこの大陸ならば、シアーシャが恐れられることもないと、この地で生活することにした2人は、冒険者(シアーシャ)とその護衛(ジグ)としてギルドの依頼をこなしていく。

特に荒事が好きという訳ではない2人だが、異大陸の常識を知らないが故か、様々な厄介毎に巻き込まれていく。
冒険者に絡まれ、マフィアの闘争に巻き込まれ、教会勢力から命を狙われ。

毎度まいど、多勢に無勢で囲まれながらも、強靭な肉体と傭兵としての経験を活かして敵をなぎ倒す姿がカッコイイ!
なお、シアーシャは最強後衛なので、あんまり苦労しません。
魔法技能が桁違いなので、ジグが前衛を担ってくれればシアーシャが無双します。

お気に入りのシーン:ジグ VS 三等級冒険者パーティ(3人)

ジグがマフィアの依頼を受けた際に、冒険者と対立して戦闘になるシーン。
相手は、一等級~十等級までいる冒険者の中でも高位に位置する三等級冒険者パーティで、中には相手の心を読める魔眼を持つ敵もいたが、動きを読まれない他の2人から各個撃破していき、勝利する。

ジグの身体能力やタフネスさが異大陸人と比べて遥かに高いことが見て取れる場面で、相手を倒しながらも後々の事を考えて生かしておく計算高さ、あるいは優しさが感じられて、よりジグというキャラクターが好きになります!

新刊・関連情報

新刊

新刊(2巻)が2023/9/20に発売

魔女と傭兵 2 | GCノベルズ | 夢をつかむ、次世代型ノベルレーベル
未知の大陸に渡ったジグたちもすっかりこの土地に馴染み、血と剣戟に溢れた平和な日々を過ごしていた。シアーシャが臨時の冒険者...

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