【タイトルに騙されてはいけない】幼女戦記

あらすじ

統一暦1923年6月。

金髪碧眼の幼女、ターニャ・デグレチャフは帝国軍士官学校の最終課程、部隊勤務の一環として北方軍管区ノルデン戦区の第三哨戒線で研修に励んでいた。
航空魔導師として輝かしいキャリアを踏み出すための第一歩である研修は何事もなく無事に終わるはずだった。

しかし事態は思わぬ方向へ転がっていく。

協商連合の越境侵犯をきっかけに帝国と協商連合は戦争状態に突入。
戦時体制への移行に伴い、観測任務が割り当てられるも、協商連合軍による奇襲が発生し、ターニャは敵の魔導師中隊と単独で交戦しなければならない事態に陥ってしまう。

多勢に無勢で味方が到着するまで持ちこたえることなどできるわけもなく、しかし逃げようものなら敵前逃亡で死罪は免れないという絶望的な状況。
何としても生き延び、上層部に対して最善を尽くしたとアピールするため、ターニャはとある作戦に打って出るのだが……。

※「幼女戦記」アニメ公式サイトより引用

この作品について詳しく

世界観

※画像：アニメ「幼女戦記」１期第１話より引用
© カルロ・ゼン・KADOKAWA刊／幼女戦記製作委員会

魔法が存在しつつも、その他の文化や技術は大まかに20世紀初頭の欧州に似た世界。

他の国々と比べて圧倒的な国力を持つ「帝国」は、軍事国家として世界の覇権を握りつつあった。
しかし、諸外国は覇権国家の誕生を良しとしない。

北方に位置する「協商連合」の越境侵攻を皮切りに、西方の歴史的大国「共和国」も帝国領への侵攻を開始。
さらには西の海を挟んだ「連合王国」も裏で協商連合を援助しており、四面楚歌の状態に。

しかし、未だ敗北を知らない帝国は、国力を総動員させればこの状況にも対応できてしまう。
局所的な勝利を重ねつつも終わらない戦争。
意図せず戦争の規模は広がり、その様相は「世界大戦」へと発展していくのであった。

主人公：ターニャ・デグレチャフ

帝国軍の航空魔導師士官。
元々は日本のエリートサラリーマンであったが、同僚の逆恨みによって電車に突き落とされ命を落とし、帝国に孤児として転生する。

徹底した合理主義者であり、感情的な行動を嫌う軍人気質。
天性の魔導の才能を持ち、自身も「平穏な生活を手に入れるためには、手っ取り早く戦果を積んで、エリート官僚として後方勤務に就いた方が早い」との考えから、幼くして士官学校へ進み、わずか9歳で将校となる。

見た目が幼女であるからと初対面の人間に侮られがちだが、隔絶した戦闘能力を持っているため、自身に舐めた態度をとった部下には容赦なく肉体的・社会的に制裁を加える。

※キャラクター画像：「幼女戦記」アニメ公式サイトより引用

ストーリー

帝国の孤児に転生し、若くして将校となったターニャ。

いくつか想定外のトラブルがあったものの、士官候補生時代の活躍で「白銀」の二つ名を与えられ、激戦区「ライン戦線」での従軍経験も積み、その目覚ましい活躍と士官学校時代の成績から陸軍大学へ入ることが決まる。

順調に後方勤務への道が開けたと喜ぶ中、大学の図書館で偶然、参謀本部の高級将官・ゼートゥーア准将に出合い、今後の戦争についての議論を交わすことに。
なまじ前世の知識があるために、未来予知にも匹敵する大戦の展望と、その時局に有効な手段となる魔導士の運用方法についての的確すぎる意見を述べてしまう。

ゼートゥーア准将に気に入られたターニャは、自身が提言した「独立魔道大隊構想」の指揮官に任命され、再び最前線へ戻ることに。
自身が活躍すれば活躍するほど、戦争から抜け出せなくなるジレンマへと陥っていく。

関連情報（新刊/アニメ/SNS等）

ライトノベル

・新刊（14巻）が2023/9/29に発売

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アニメ

・TVアニメ１期放送済

・「劇場版　幼女戦記」公開済（完全オリジナル）

・TVアニメ２期制作進行中（放送開始日は未公表）

TVアニメ「幼女戦記Ⅱ」公式サイト

其れは、幼女の皮をかぶった化物ーー。KADOKAWAより刊行中、シリーズ累計300万部突破の大人気戦記ファンタジー、TVアニメ第2期制作侵攻中！

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